TKさん
1級に挑戦するにあたり、4回までには合格したいという思いで勉強をはじめ、結果3年目で合格することが出来ました。 1年目はどんな資格で何が必要か体験すること。 2年目は指導者とは何だろうと試行錯誤すること。 3年目は指導者として自分らしさを追求すること。 という感じで結果的にですが1年ごとにテーマをもって学んでいきました。 1年目の10月にいもむし勉強会を紹介で知り、参加させていただきました。 何より参加者の皆さんのレベルが高く論述についていくのがやっとでしたが、これが大変勉強になり力がつきました。ロープレの方はphase(型)については理解はできましたが、全く力不足で何をやったらいいのか分からず、試験結果は論述は合格、面接は関係構築より後が未達でした。 2年目は「指導者とは」を追求するのに所属団体でスーパービジョンを2回受け、自分の癖やスタイルをある程度理解して1級試験にどうつなげるか模索していました。合わせて地域で2級受験者向けの勉強会を開始して実際の指導経験を始めました。いもむし勉強会では毎週の勉強で、論述は自信が持てるまで持っていけましたが、面接はまだまだ迷いがあり、見立てが先行して指導に走ると関係が崩れ、見立てを控えめにすると何もできず、という状態で、試験では問題把握より後が未達でした。 3年目は自分らしい指導を追求するために主催する地域の勉強会に力を入れて参加者も増え、実際に後進の方に向き合う経験を増やしました。(参加してくれた人に感謝です)。 いもむし勉強会では、まず自分らしい論述を毎週追求して取り組みました。型にはめず、点数を気にせず、目の前にこの人が事例相談に来たらをイメージしながら論述を(特に選択の問2、その中でも目標を受け入れてもらえるかどうかを考えて)書くようしていたので、これがその後の面接の力になったと思います。面接の方は夏から11月まではまだまだ論述ほど出来る実感がなかったので、2回ほど逐語録にして「捉えていない」「聞き漏らしている」問題や訴えがあることが分かったので、事例相談者の理解に集中することにしました。12月~1月のロープレ練習では「目標をどう立てるか」「事例相談者が前向きに受け入れられる目標」を考えながら、ロープレを試し、逐語録にしながら勉強会参加を重ねました。他の方のロープレをオブザーブで見て一緒に考えることもとても力になったと感じます。 面接試験本番では、まず「事例相談者をわかってあげること」、気づきがあったら「目標を言葉にしてもらうこと」、そこに「指導者視点の目標も足すこと」が出来たらいいな、と思って試験に挑みました。結果は合格でしたので、やってきたことは一定程度間違っていなかったのだと思います。 いもむし勉強会では、参加する仲間が相互に指導者視点を意識して、率直にフィードバックをされるので、自分がフィードバックするときはもちろん気が引き締まりますし、他の方の見方、捉え方、考え方が学べるのでとても勉強になりました。 そしてなにより毎週学びの機会がある事がとても有難いです。 国家資格に挑戦するときから1級取るまでは勉強しようと思っていたのですが、まだまだ学ばないと、という気持ちになっています。
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